U-23日本代表の戴冠は「劇的なフィニッシュ」 アジア杯決勝の「緊迫した展開」に海外注目

劇的な展開でアジア杯を制したU-23日本代表【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
劇的な展開でアジア杯を制したU-23日本代表【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

U-23日本代表は2016年以来のアジア杯制覇

 U-23日本代表は現地時間5月3日に行われたU-23アジアカップ決勝戦でウズベキスタンを1-0で下し、2度目の大会制覇を果たした。後半アディショナルタイムに決勝点と絶体絶命のピンチでのPKストップが飛び出し、アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトも「劇的なフィニッシュ」と伝えている。

 試合は日本が押され気味のなか、0-0のまま後半アディショナルタイムへ。アディショナルタイムは11分の表示があったなかで同1分、MF藤田譲瑠チマの縦パスをFW荒木遼太郎がヒールで流すと、MFF山田楓喜が左足シュートをゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。

 直後にDF関根大輝と相手選手の競り合いに対してビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入してオンフィールドレビューが行われ、関根のハンド判定でPKを献上してしまう。しかし、相手MFウマラリ・ラクモナリエフのPKを小久保玲央ブライアンが阻止してピンチを脱出。日本はそのまま1-0で逃げ切り、2016年大会以来2度目の優勝を果たした。

 AFC公式サイトは、「残り18分でベンチから投入された山田は、(GK)アブドゥバヒド・ネマトフの守るゴールにシュートを突き刺し、その9分後には小久保がウマラリ・ラフモナリエフのPKを阻止し、日本に2度目のU-23アジアカップ優勝をもたらした。緊迫した展開に劇的なフィニッシュがもたらされ、サムライブルーがカタールの地でトロフィーを掲げた2016年以来となるタイトルを獲得した」と、劇的な決着を速報していた。

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