マルセイユ酒井が高速クロス復活宣言! “アシスト未遂”悔やむも「続けていくことで形になる」

「1本でも決めてくれれば結果に…」

「基本的に日本人じゃないですか。フランス人じゃないから、すぐに覚えてくれる。そこは楽ですね。僕もフランス語は単語、単語で伝えることはできるので、試合や練習をしていくうちに連係が深まっていくと思う」

 ガルシア監督から「フランス語を勉強するように」と厳命された酒井だが、コミュニケーションの面で大きな不安は感じていないという。また、かつて柏レイソル在籍時に高速クロスで名を馳せた酒井にとって「マルセイユに来てから、かなりフィーリングはいい」と語るなど、自らの武器を活かすうえで新天地は水に合っているようだ。

「(クロスを)上げるタイミングだったり、その時に(中に)入って来てくれるとか。攻撃的なチームなので、入る時のバリエーションは多彩ですし、上げる立場からしたら選択肢が何本もあるので、僕としてはすごく上げやすい状況です」

 一方で、「アシスト未遂が8本ぐらいあるので、1本でも決めてくれれば結果になっている」と悔しさを滲ませつつ、「でも、それを続けていくことで絶対に形になるので、本当にあと少しだと思う」と、“アシスト未遂”に気を落とすことなく前を向いている。

 

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