日本が延長戦の末に4-2で勝利

　U-23日本代表は4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦。延長戦の末に4-2で勝利し、ベスト4に駒を進めた。決勝点を挙げたFW細谷真大は試合後、「優勝しかない」と強い決意を覗かせた。

　相手が前半41分に退場者も出すなかで90分間を2-2で終えた試合は延長戦へ。そして延長前半11分、FW荒木遼太郎のパスを受けた細谷が相手を背中で押さえて受けると右足シュートを突き刺した。

　細谷は今大会初ゴールに関して、「まず、太郎が前を向いた瞬間に自分もポジションを取ろうとした。上手く出してくれたので、落ち着いて流し込むだけだった」と振り返った。

　日本は延長後半7分にFW内野航太郎もゴールを決めて4-2で勝利して準決勝へ進出。パリ五輪への切符を手中にするまであと1勝に迫った。

　細谷は次戦に向けて、「優勝しかないので次もいい準備をして臨みたい」とコメント。ファン・サポーターに向けては「時差もあるなかで遅い時間までありがとうございます。得点に絡めていなかったので、勝たせられるようなゴールを取りたいと思う」と語った。