横浜FMが初のACL決勝進出 GKポープ、極限状態で“気迫のPKセーブ”「身体ぎりぎりだった」

横浜FMがPK戦を制して初のACL決勝へ【写真:徳原隆元】
横浜FMがPK戦を制して初のACL決勝へ【写真:徳原隆元】

蔚山との死闘を制しACL決勝へ

 横浜F・マリノスは4月24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦で韓国1部蔚山現代と対戦。3-2で90分間を終え、合計スコア3-3で突入したPK戦を5-4で制し、クラブ史上初となる決勝へと駒を進めた。PK戦で気迫のセーブを見せたGKポープ・ウィリアムは「身体がぎりぎりだった」と極限状態だったことを明かした。

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 敵地で行われた第1戦を0-1で落とした横浜FMは、MF植中朝日の2ゴール、FWアンデルソン・ロペスの1ゴールで前半30分までに3点リード。しかし、同36分にコーナーキックから1点を返されると形勢が一変する。同40分、ペナルティーエリア内でDF上島拓巳がハンドを犯し、PKを献上。さらにDOSGOとしてレッドカードが提示され、数的不利に陥ることに。PKも決められ2-3となり、合計スコア3-3で振り出しに戻された。

 その後、幾度となく蔚山の攻勢を受けながらも耐え忍ぶと、試合は90分間、さらには延長戦でも決着が付かずPK戦へ。互いに4人ずつが決めたなか、5人目の相手キッカーMFキム・ミヌのシュートをGKポープがセーブ。最後のキッカーを務めたDFエドゥアルドが決め切り、横浜FMが5-4で競り勝ち、決勝進出を成し遂げた。

 試合後、守護神は「ほっとしています」と勝利に安堵。PK戦については「身体がぎりぎりだったので自分を信じて決めた方向に飛んだ」と極限状態でのセーブだったと明かした。クラブ初のACL決勝戦に向けては「このクラブのために自分の力を発揮できるように準備したい」と力強く誓った。

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