浦和が痛恨リーグ2連敗 またも攻撃不発で“ゼロ点”…中島翔哉スタメン起用も実らず

浦和が痛恨リーグ2連敗【写真:Getty Images】
浦和が痛恨リーグ2連敗【写真:Getty Images】

J1第9節でガンバ大阪と対戦

 浦和レッズは4月20日のJ1第9節でガンバ大阪をホームに迎え撃ち、攻撃が不発に終わる試合展開で0-1の敗戦。2試合連続の無得点で連敗となった。

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 浦和はMF中島翔哉が今季初のスタメンに入り左ウイングをスタートポジションにとり、左インサイドハーフにはMF大久保智明が起用された。また、負傷から復帰したDFアレクサンダー・ショルツがキャプテンマークを巻いてプレーした。G大阪はFW宇佐美貴史とFW坂本一彩が2トップ気味にポジションを取った。

 序盤はG大阪が2トップを前に出したプレスをかける一方で、その背後で浮いた浦和のMFサミュエル・グスタフソンを経由した攻撃が増えた。前半6分には最終ラインからのロングボールをFWチアゴ・サンタナが競ったこぼれ球を大久保が拾い、パスを受けた中島がミドルを放つ良い形を作った。

 その後はG大阪がプレスを修正して、浦和がボールを持つ時間が長くなったものの敵陣を崩すに至らない展開が続いた。逆にG大阪は奪ってから素早く攻め、前半22分には宇佐美が放った強烈なミドルが際どく枠を外れた。このまま前半は0-0で折り返した。

 後半も浦和がボールを持つ展開で立ち上がりの3分、右サイドへのサイドチェンジからFW前田直輝、MF伊藤敦樹、グスタフソンとつながるビッグチャンスを得たがシュートは枠外に飛んだ。後半10分には両サイドを広く使った攻撃から、最後はDF渡邊凌磨が上げたクロスに伊藤がフリーで合わせる決定機を迎えたが、ヘディングシュートはゴールポストを直撃した。

 浦和が攻め切れない印象を与えるような試合展開のなか、G大阪のダニエル・ポヤトス監督は後半27分の交代でMFウェルトンを右サイドにシフト。すると同33分、自陣でのボールカットから右に開いたウェルトンにボールを回し、縦への仕掛けから出したラストパスを坂本が蹴り込んで先制ゴール。少ないチャンスを生かしてリードを奪った。

 浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督はラスト10分を切ってFW興梠慎三を入れて2トップにするも、このままG大阪が1-0のリードを守り切って試合終了。浦和は4月12日の柏レイソル戦に続く無得点での敗戦で2連敗となった。

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