韓国の熱狂的なリバプールファンが英国で話題に 両国間を235日の自転車激走…観戦チケット取れず!
韓国から英国まで1万6000kmを自転車移動…最終的に現地のパブで試合観戦
リバプールの熱狂的ファンである韓国人リ・ジュンギュさんは235日を費やして、アンフィールドまでの1万マイル(約1万6000km)を自転車で旅するも、チケットが取れずにあえなく地元パブで観戦することになった。事の顛末は英公共放送「BBC」でも報じられるなど大きな話題となっている。
英紙「ザ・サン」によれば、リさんは「アンフィールドとユルゲン・クロップの大ファン」だという。憧れの場所を目指し、自転車での旅を決意した。
韓国を出発し、中国、ロシア、オランダなどを経由して英国入り。アンフィールドでリバプールの試合を観戦するという夢を叶えるために235日間を費やして、1万6000キロを走破した。森の中にテントを張って宿泊する写真などが公開されており、旅の過酷さを物語っている。この旅に掛かった費用は計5000ドル(約56万円)以上だという。
リさんは肝心の試合のチケットを手に入れることができず、試合を現地のパブでテレビ観戦。しかし、一連の出来事を耳にしたリバプールは、11日に行われるトットナムとの試合にリさんを招待することになったという。
韓国から英国間を自転車で激走したリさんは「とてもエキサイティングだったけど、旅が終わってナーバスになった。これ以上サイクリングはしない」と語っている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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