日本代表MFが98億円超でアジア1位 「市場価格トップ10」…ソン・フンミン超えしたのは?
ソン・フンミンが3位、三笘薫は4位に入った
アジアのサッカー選手のなかで近年、最も高い市場価格をつけられていたのは、イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンだった。そのランクが変わったと、海外のサッカー専門メディア「90min」サイトが報じ、新たに森保ジャパンの中心選手の一人が1位に立っていると伝えた。
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記事では現在の市場価値トップ10のアジア人選手を紹介した。10位にはフランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実(1500万ユーロ=24億5600万円)が入った。寸評では「29歳の日本代表アタッカーは、代表チームの中心選手であり、リーグ・アンのモナコでもいい活躍を見せている」と伝えている。9位にも日本人選手が入り、ドイツ1部フライブルクのMF堂安律(1800万ユーロ=29億4800万円)が続いた。「25歳のウイングはブンデスリーガのフライブルクに在籍。彼は日本代表のレギュラー」と、評している。
第8位にはフランス1部パリ・サンジェルマンの韓国代表MFイ・ガンイン(2200万ユーロ=36億円)、7位にはドイツ1部シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(2200万ユーロ)が入った。「24歳の日本人DFは、日本代表とクラブでキープレーヤーとしての地位を確固たるものにしている。現在はブンデスリーガのシュツットガルトでプレーしている」と、報じた。
第6位にはイングランド1部ウルブスの韓国代表FWファン・ヒチャン(2500万ユーロ=40億9400万円)。第5位には、同じイングランド1部のアーセナルの日本代表DF冨安健洋(3000万ユーロ=49億1400万円)が入り、「タイのサッカーファン、特にガナーズのファンがよく知るDFが入った。なぜなら負傷前、彼はアーセナルに欠かせない力だったからだ。しかし、万全の状態になった後、エミレーツスタジアムで先発の座を取り戻せるかは見るしかない」。
続けて第4位には、イングランド1部ブライトンの日本代表MF三苫薫(4500万ユーロ=73億7000万円)が入り、「ブライトンの誇る、もう一人のプレミアリーグのスター選手。そのスピードとプレーは、多くの説明を必要としない。彼のスピードと俊敏力に対応できる選手はほとんどいない。依然として多くのビッグクラブが彼に興味を持っているというニュースもある」と伝えた。
そして、第3位にはイングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(5000万ユーロ=81億9000万円)が入り、第2位には、ドイツ1部バイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェ(6000万ユーロ=98億2700万円)と、韓国代表の攻守の顔が並んだ。
彼らを抑えて1位になったのが、スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(6000万ユーロ)だった。「レアル・ソシエダの22歳の日本人アタッカーは、大きな成功を収め、クラブをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンドに導いている。CLでは不運にもPSGにラウンド16で敗れた」と、報じている。
なお、所々で同額ながらも順位に差が付いている背景には、市場価格の情報元となっている移籍専門サイト「transfermarkt」の市場価値が年齢、代表での結果諸々が加味されて順位付けされたことが考えられる。いずれにせよ、今回のアジアの市場価値トップ10は、日本代表6選手と韓国代表4選手が独占することになっている。