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スペイン紙が「トータルフットボーラー」と絶賛 “変幻自在”のメッシがアトレチコ戦の支配者に
1日の国王杯準決勝第1戦、敵地でバルセロナは2-1勝利 メッシも追加点の活躍
バルセロナは現地時間1日にスペイン国王杯準決勝アトレチコ・マドリードとの第1戦に臨み、アウェーながら2-1で勝利した。FWリオネル・メッシはこの日も貴重な追加点を決めるなど勝利に貢献したなか、現地紙「マルカ」ではFWにとどまらない動きを「トータルフットボーラー」と、バルサのレジェンドであるヨハン・クライフ氏を引き合いに出して絶賛している。
試合は前半7分、バルサがショートカウンターを発動し、FWルイス・スアレスが巧みなドリブル突破からトリッキーなアウトサイドシュートで先制弾を決める。早くも貴重なアウェーゴールを得たバルサは同33分、左サイドのDFウムティティからのパスを中央で受けたメッシが右サイドに展開。そのリターンをトラップすると、ペナルティーエリア外から躊躇することなく左足を振り抜き、ポスト左をかすめてゴールに突き刺すゴラッソを叩き込んだ。
後半に追加点を奪えず、同14分にはアトレチコのエースFWアントワーヌ・グリーズマンに反撃のゴールを許したものの、敵地ビセンテ・カルデロンから勝利を持ち帰った。そのなかで最も輝いたのは、ゴールだけではなくゲームをも支配したメッシだったと同紙は記している。
「カルデロンのいたるところにいた:メッシのトータルフットボーラーとしてのパフォーマンス」という見出しの記事では、63回のボールタッチと33回のパス成功以外に、この日のプレーエリア、ボールタッチのポジションを図示化。従来の位置である3トップの右にとどまらず、中盤まで降りたプレーを見せたと指摘している。
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