日本サッカー「世界29位」 代表国“価値ランク”TOP30入り…海外注目「唯一のアジア国」

各国の代表チームをランク付け【写真:徳原隆元 & Getty Images & ロイター】
各国の代表チームをランク付け【写真:徳原隆元 & Getty Images & ロイター】

英メディアが世界サッカー代表国「価値ランキング」公開

 英メディア「GIVE ME SPORTS」が世界のサッカー界で最も価値のある代表チームトップ30をランク付け。上位にはイングランドやフランス、ブラジル、アルゼンチンなどの強豪国が選出されたなか、日本代表が29位に格付けされる形に。韓国メディアは「トップ30に入った唯一のアジア国」として注目している。

「GIVE ME SPORTS」は「世界サッカー界で最も価値のある代表チーム30」と題し、ドイツの移籍専門サイト「トランスファーマルクト」による市場価値を基に、ランキング化。トップ10以内にはドイツ、アルゼンチン、イタリアといったワールドカップ優勝経験国が多数占め、イングランドが12億2000万ポンド(約2335億円)でトップになった。

 このランキングで、日本は29位に格付け。1億9266万ポンド(約368億円)とその価値が算出されたなか、韓国メディア「mydaily」は「『フンミン、ミンジェ、カンインだけでは足りない』…世界サッカー代表価値が『TOP30』から脱落、日本は29位でアジア唯一!」と見出しを打ち、日韓代表の差に熱視線を注いだ。

 同メディアは「トップ30に入った唯一のアジア国は日本だ」と伝え、「トッテナムのソン・フンミン、バイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェ、パリ・サンジェルマンのイ・ガンインなど欧州組スターを保有しているが、この3人では力不足だ」と、韓国代表チームが30位圏外となった事実に触れている。

 記事では「日本代表チームは三笘薫(ブライトン)、冨安健洋(アーセナル)、遠藤航(リバプール)など、韓国より優れた欧州組の数字を保有している」とも言及。欧州で活躍するタレントの数では劣勢に立たされていることを伝えつつ、「キム・ミンジェはナポリからバイエルンに移籍し、アジア歴代最高の年俸を記録したが、30位内進出に失敗した」と明暗が分かれたことを伝えていた。

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