「平壌は魔境」 未知数の北朝鮮…森保Jの3月シリーズを中国懸念「まるで少林サッカーだった」

森保ジャパンの北朝鮮2連戦に中国注目【写真:ロイター】
森保ジャパンの北朝鮮2連戦に中国注目【写真:ロイター】

W杯アジア2次予選で3月21日に東京、26日に平壌で対戦

 森保一監督率いる日本代表は、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で3月21日(ホーム/国立競技場)と26日(アウェー/金日成競技場)に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と2連戦を行う。北朝鮮と地理的にも、政治的にも距離が近い中国人ファンも、北朝鮮が日本相手にどんな戦いをするか、興味を抱いているようだ。

 北朝鮮と日本は、昨年に中国・杭州で開催されたアジア大会の準々決勝で対戦(日本が2-1で勝利)。その試合では北朝鮮のラフプレーが話題になり、多くの中国人ファンも目の当たりにしている。

 中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」では、「あの北朝鮮はまるで少林サッカーだった」「日本は無事に帰れれば十分だ」と日本代表選手を心配する声が多く上がっている。

 一方で、「北朝鮮のホーム・平壌は魔境だ。前回カタールW杯予選では韓国も勝てなかった(19年10月に対戦し、0-0の引き分け)。北朝鮮を侮ってはいけない」と、特にアウェーで日本代表の苦戦を予想するコメントも寄せられている。

 中国の大手検索サイト「百度(バイドゥ)」で、サッカー関連の予想を多く投稿するアカウント「体壇博聞」は、「北朝鮮代表は今予選で1勝1敗、通過が厳しい状況で日本戦は死に物狂いで来るだろう。4-1-4-1のフォーメーションを多用。フィジカルや当たりに強く、このスタイルが日本を苦しめるかもしれない。一方、日本は技術やコンビネーションに優れ、試合を支配するだろう。おそらく双方に多くの得点が入るだろう」と分析している。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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