試合中にGKが“立ちション”して一発退場! スコットランドで前代未聞の珍事が発生

副審に「トイレへ行きたい」と懇願も拒否され、ゴールキックを蹴る前に…

 スコットランドで、試合中に尿意を我慢できずに“立ちション”に及んだGKが退場処分を受けるという珍事が起こった。現地紙「スコティッシュ・サン」が報じている。

 同紙によると、地域リーグのシェルストンがショッツ・ボン・アコードと対戦した試合中、シェルストンのGKギャリー・ホワイトは尿意を我慢することができなくなった。限界に達したホワイトは副審に向かってトイレに行かせてくれと懇願したが、その回答は「試合を中断することは不可能だ」というもの。

 するとホワイトは、ゴールキックを蹴る前にスタジアムの壁に向かってダッシュして放尿し、気分も新たにキックを行おうとしたが、その前に主審からはレッドカードが提示されたという。

 シェルストンのジョン・ファロン監督は同紙の取材に対し、「ルールブックにも書かれていないことで、少し困惑した」と述べている。サッカーの競技規則に照らし合わせた場合、退場処分を受ける場合の「攻撃的な、侮辱的な、または下品な発言や身振りをする」という項目において、下品な身振りをしたと捉えられたのだろうか。

 対戦相手のショッツ・ボン・アコードは公式ツイッターで、「シェルストンのGKギャリー・ホワイトは72分に小便をしたため退場になった」とレポートされている。冬の時期に行われるゲームで運動量の少ないGKは、ハーフタイムに用を足しておくべきだという教訓と言えるのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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