AZ菅原は“アウェーゲーム男”? 海外注目「ホームしか行かない人は不思議に思う」
敵地フォレンダム戦では2ゴールを挙げる活躍
オランダ1部AZアルクマールの日本代表DF菅原由勢は、現地時間3月17日に行われたリーグ第26節フォレンダム戦(4-0)で直接フリーキック(FK)弾を含む2ゴールを挙げる活躍を見せた。海外のデータアナリストは、菅原の“アウェーゲーム男ぶり”に注目している。オランダのテレビ局「NOS」が伝えた。
菅原は今季初ゴールを挙げた3月2日の第24節スパルタ・ロッテルダム戦(1-1)で負傷交代。状態が心配されたが、10日の第25節エクセルシオール戦(4-0)に先発出場して1アシストを記録し、フォレンダム戦に臨んだ。
1-0で迎えた前半30分、ペナルティーエリア内の右から右足ダイレクトでシュートを放つと、ボールは相手選手に当たってコースが変わってゴールイン。さらに3-0とリードを広げて迎えた後半31分にはペナルティーアーク左付近からのFKを直接叩き込んでこの日2点目を奪い、AZは4-0で快勝した。
データアナリストのバート・フロウズ氏は、「菅原はこの3試合、ゴールに絡んでいる。今季、アジアカップのために4試合を欠場しているが、その間、AZは勝てなかった。すべてを彼に押し付けたくはないが、非常に重要な選手だ」と言及。そのうえで、アウェーゲームでの活躍に着目している。
「菅原はよくゴールに絡むが、AZのシーズンチケットを持っていて、ホームゲームしか観に行かない人は、なぜ彼のゴールを見れないのか不思議に思うだろう。菅原の直近9ゴールはすべてアウェーゲームでのものだ。ホームで最後に得点したのは2019年12月(VVVフェンロ戦/1-1)だった。AZサポーターは、ホームでゴールを決めてくれたら嬉しいだろう」
今季のリーグ戦ホームゲームは残り4試合。菅原はホームでAZサポーターにゴールをプレゼントできるだろうか。