“問題行動”のベンゲル監督、FAが4試合のベンチ入り禁止と360万円の罰金処分

バーンリー戦で退席処分後、第4審判と小競り合い

 イングランド・サッカー協会(FA)は、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督に4試合のベンチ入り禁止と2万5000ポンド(約360万円)の罰金処分を下した。同監督は22日のバーンリー戦で判定に不満を持ち、主審に暴言を含んだ言葉で抗議して退席処分。その後、通路で試合を観ていたことを注意した第4審判を手で押すなど、問題行動を連発していた。

 バーンリー戦、アーセナルは1-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム、MFフランシス・コクランがエリア内で相手の足を引っ掛けてPKを献上するが、この判定に対してベンゲル監督は激怒。すでにスイス代表MFグラニト・ジャカが危険なプレーで一発退場となったアーセナルは、PKで勝ち点3を失う瀬戸際に立たされた。

 ベンゲル監督はジョン・モス主審への抗議で退席処分を言い渡されると、通路へ下がって試合を観戦。そしてフランス人指揮官は、注意をした第4審判のアンソニー・テイラー氏を手で押して騒動を大きくした。

 アーセナルはベンゲル監督というブレーン不在の中で、今後の4試合を戦うことになった。28日のFAカップ5回戦サウサンプトンとのアウェーゲームを皮切りに、31日ワトフォード戦、2月4日の敵地チェルシー戦、11日ハル・シティ戦が対象となる。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング