今季J1で唯一「パス成功率90%」2度達成 新潟MF圧巻データ反響「やはり逸材」

新潟の秋山裕紀(写真は昨季のもの)【写真:Getty Images】
新潟の秋山裕紀(写真は昨季のもの)【写真:Getty Images】

新潟MF秋山が名古屋戦の決勝ゴールをアシスト

 アルビレックス新潟は3月9日、J1リーグ第3節で名古屋グランパスとホームで対戦し、1-0で勝利した。この試合で決勝ゴールをアシストしたMF秋山裕紀のパス数と成功率に注目が集まっている。

 現在23歳の秋山は前橋育英高校を卒業後、新潟に加入。その後、アスルクラロ沼津や、鹿児島ユナイテッドFCへの期限付き移籍で経験を積み、2022年の新潟復帰後は同年のJ2優勝とJ1昇格に貢献した。

 今季初のホームゲームとなった名古屋戦で、秋山は先発フル出場。ポゼッションでリズムを作るも、名古屋DF三國ケネディエブスを中心とする相手の最終ラインを崩せない展開になったなか、後半43分、ピッチ中央で秋山がMF長谷川元希にパスを渡すと、長谷川はそのまま前進。ペナルティーエリア手前で放った左足シュートが相手DFに当たりながらゴールに吸い込まれ、これが決勝ゴールとなった。

 データ分析サイト「オプタ」の公式X(旧ツイッター)によると、ボランチでフル出場した秋山は「今季1試合100本以上のパスを記録しながら、同成功率を90%以上を2回記録してる唯一の選手」だといい「精密機械」と綴っている。

 秋山はこの試合で110本のパスを出し、そのうち102本を成功させ、93%のパス成功率を誇った。このデータに対してSNSでは、「イージーパスのみ出しているわけではないからこそ凄い」「やはり逸材」「さすが秋山」など、反響の声が上がっている。

 昨季はリーグ戦26試合に出場し、パス成功率89.1%を記録した秋山。今季は開幕から3試合連続でスタメン出場を果たし、チームの舵を取る役割を担っているだけに、今後もチャンスメイクに注目が集まる。

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