スペイン紙、「エイバルの鍵」と日本人リーガ最多出場の乾を称賛 「これからも記録を伸ばし続ける」

徐々にスペインの水に馴染んだ乾 スペイン紙「エイバル加入1年目で重要な選手に」

 エイバルの日本代表MF乾貴士は、22日のバルセロナ戦(0-4)に先発し、リーガ・エスパニョーラ通算40試合目の出場となった。これにより大久保嘉人が持つ39試合を抜いて日本人最多出場記録を更新したが、スペイン地元紙「スポルト」は「乾、リーガ最多出場の日本人でエイバルにとっての鍵」との見出しで、日本人アタッカーのチームにおける重要性を特集している。

 同紙は2015年夏に、エイバルが乾を獲得した際には多くの人が驚かされたとしている。スペインサッカーへの適応にも疑念が持たれていたものの、持ち前のテクニックで徐々に信頼を獲得。ホセ・ルイス・メンディリバル監督のチーム戦術にもフィットし、昨季のリーグ戦では27試合出場3得点の成績を収めた。そして2年目の今季は、シーズン序盤こそ思うように出場機会を得られなかったものの、第9節エスパニョール戦(3-3)から11試合連続でスタメンを飾っており、今やチームに欠かせない存在になっているという。

「乾はエイバル加入1年目で重要な選手になっている。プレーヤーとしての役割を変えながら、メンディリバル監督のプランのなかで非常に大きな重要性を示している」

 同紙は指揮官の戦術のなかで2人の選手が生命線となっており、それが右サイドハーフのMFペドロ・レオンであり、左サイドハーフの乾だと分析している。実際、9節以降は2人揃って先発を続けており、先日のバルセロナ戦でも試合には0-4と完敗したが両翼としてプレーしていた。

 

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