女子サッカー五輪アジア最終予選の第2戦、豪州がウズベクに圧勝

　女子サッカーのパリ五輪出場権を懸けたアジア最終予選の第2戦が2月28日に行われ、なでしこジャパン（日本女子代表）対北朝鮮（2-1）の裏では、オーストラリアがウズベキスタンと対戦し、10-0で大勝。2戦合計スコア13-0で五輪切符を掴んだ圧勝劇に、中国メディアは驚きを持って伝えている。

　ウズベキスタンのホームで行われた第1戦を3-0でモノにしたオーストラリアは、ホームでのリターンマッチで攻撃力が爆発。開始1分にオウンゴールで先制すると、前半だけで8得点を重ねた。後半も攻撃の手を緩めず、さらに2ゴールを加えて、2戦合計13-0で通算5度目となる五輪出場を決めている。

　昨夏のワールドカップ（W杯）で4強入りしたオーストラリアはFIFAランクでアジア3番手の12位。ウズベキスタン（同47位）は格下相手とはいえ、この結果に中国大手メディア「SOHU」も「13-0！ アジアの3番手は残酷だ」と、二桁ゴールでの圧勝劇に対して驚きを持って報じている。

　パリ行きを懸けた最終予選には、昨秋に行われた2次予選を経て、オーストラリア、日本、北朝鮮、ウズベキスタンの4チームが進出。ホーム＆アウェー方式による本大会出場権を懸けた戦いの末、アジアからは日本とオーストラリアの出場が決まった。