遠藤が松葉杖で会場を去る姿が目撃される

　イングランド1部リバプールは、怪我人を多く抱え厳しい状況に陥っている。日本代表MF遠藤航も現地時間2月25日に行われたカラバオ・カップ（リーグカップ）決勝チェルシー戦（1-0）後に松葉杖を使用し会場をあとにする姿が目撃された。現地メディアは負傷を抱えた選手たちの最新情報を報じている。

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　チェルシー戦以前にはGKアリソン、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、DFジョエル・マティプ、MFチアゴ・アルカンタラ、MFドミニク・ソボスライ、MFカーティス・ジョーンズ、MFステファン・バイチェティッチ、FWモハメド・サラー、FWダルウィン・ヌニェス、FWディオゴ・ジョッタ、FWベン・ドークの11人が負傷離脱。限られた選手でカップ戦決勝を戦った。

　さらにカラバオ杯決勝では、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが負傷交代。延長含め120分フル出場した遠藤も、会場を去る際に松葉杖を使うなど満身創痍の状態が目撃されている。

　28日にはFAカップ5回戦で英2部サウサンプトンとの対戦が控えるなか、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は選手の最新情報を共有。そのなかで日本人MFの状況にも触れている。

　遠藤について同記事は「チェルシー戦で120分間フル出場した遠藤の努力は大きかったが、彼もまたリバプールの負傷者リストに加わった。松葉杖をつき、保護ブーツを履いてスタジアムを後にした」と足首の問題を指摘。チェルシー戦後のミックスゾーンで「大丈夫だ」と遠藤が語ったことも挙げたが、次節復帰の可能性を「未定」とした。

　一方で、サラー、ソボスライ、ヌニェスの3人はサウサンプトン戦での復帰の可能性もあると同メディアは見解を示す。遠藤を含め、不安の絶えない状態が続いているのは間違いないが、主力3人のポジティブなニュースはリバプールファンにも希望の光を与えるはずだ。