名手カカが慈善試合であわや大怪我 人気YouTuberの危険タックルが物議「無礼」

かつてACミランなどで活躍をしたカカ氏【写真:Getty Images】
かつてACミランなどで活躍をしたカカ氏【写真:Getty Images】

カカ氏が慈善試合で足裏タックル被害

 元ブラジル代表MFカカ氏は現地時間2月23日、カタールで行われたチャリティーマッチに出場。自身もゴールを挙げプレーを楽しんだなか、人気YouTuberによる危険タックル被害が物議を醸している。

 かつてイタリア1部ACミランやスペイン1部レアル・マドリードなどで活躍したカカ氏が、カタールのアフメド・ビン=アリー・スタジアムで開催されたチャリティーマッチ「Match for Hope」に出場。これは途上国の社会から取り残された子供たちに教育機会を提供するための慈善活動で、カカ氏のほかにもFWディディエ・ドログバ氏やMFクロード・マケレレ氏などそうそうたるレジェンドが多数名を連ねた。

 また、元サッカー選手以外に多くの著名人も参加。日本からも大人気TikTokerの木村太陽さんが出場した。試合は海外の人気YouTuber「Chunkz」と「AboFlah」がそれぞれキャプテンを務める2チームが対戦。カカ氏は後者でプレーしてゴールを挙げるなど活躍するも、チームは5-7で破れている。

 多くのゴールと笑顔が生まれた一方、カカ氏はこの試合でアクシデントに見舞われた。それは前半26分のこと。相手陣地のセンターサークル付近でボールを受けた矢先、背後から猛烈な勢いでチェイスしてきた相手から足裏を見せた危険なタックルを受けた。

 この危険タックルを犯したのは、登録者2310万人を数える米国出身のYouTuber「IShowSpeed」ことダレン・ワトキンス・ジュニアさん。ボールを受けてゴールに向かってプレーしていたカカ氏は背後からの接近に気づいておらず、無防備な状態のままタックルを受けている。その後に負傷などは報じられておらずカカ氏は大事に至っていないようだが、このプレーには慈善試合であるにもかかわらずイエローカードが提示された。

 そして、この問題シーンを中東メディア「PORTWRLD」が公式インスタグラムで公開したところ、多くのファンが反応。コメント欄には「これは無礼だ」「一体何を考えているんだ」「レッドカードを提示されるべき」「レジェンドたちとのプレーが許されるべきではない」「頭おかしいの?」など批判の声が相次いでいる。

 また、ダレン・ワトキンス・ジュニアさんもこのシーンの動画を自身の公式X(旧ツイッター)で公開したが、こちらにも批判が多く寄せられた。

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