「僕はまだまだ学ぶことがある」 ドルトムントの18歳天才MFプリシッチが2020年夏まで契約延長

 

ツォルクSDは「才能ある選手の長期的な約束を確かなものとした」と満足

 ドルトムントは23日、昨季のプロデビューから飛躍的な成長を続ける18歳のアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチと2020年夏まで契約延長を果たした。ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールが獲得を狙っているという逸材の流出を阻止した。

 ミヒャエル・ツォルクSDは「もう一人の非常に才能ある選手の長期的な約束を確かなものとした。とてもハッピーだ」とプリシッチとの新契約締結に満足感を示した。ドルトムントは同日にレアル・マドリード移籍寸前と見られていた17歳のスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクの獲得を決めたばかり。ビッグクラブが熱視線を送る若手選手の囲い込みに成功した。

 昨季、17歳でトップデビューを果たしたプリシッチはトーマス・トゥヘル監督からの信頼を獲得。ブンデスリーガ史上最年少での1試合2得点、アメリカ代表でのワールドカップ予選史上最年少得点などの記録を打ち立て、同世代の中でも抜きん出た存在となっている。

 今季もリーグ戦で13試合出場2得点、UEFAチャンピオンズリーグでもグループステージ全6試合でプレーした。「僕はまだまだ学ぶことがある」と語る若き天才MFは「そのためにはドルトムントからのオファーが最高の条件だと感じた」と黄色と黒のユニホームへ忠誠を誓った。

 

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