怪我人続出のレアル、スペイン紙が“2つの原因”を指摘 「選手に過失があるわけではなく…」

「前シーズンの成功の副作用と考えられる」

 2016年末、レアルは日本でクラブW杯を戦った。決勝では延長戦の末に鹿島アントラーズを下してクラブ世界一の座を手にしたものの、肉体へのダメージは蓄積されているのではないかと分析している。

「スタッフや施設に根本的な問題があるわけでなく、選手自身に過失があるわけでもない。2015年のレアルを踏まえると、現在のレアルの負傷者続出は、前シーズンの成功の副作用と考えられる」

 数々の栄光を手にするためには、ハードな試合をこなし続けなければならない。豪華絢爛な選手層を誇り、ジネディーヌ・ジダン監督が的確なマネージメントを施すチームにあっても、この問題は避けて通れないものなのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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