“裏切りのストライカー”が古巣を酷評 「アーセナルはエジルとサンチェスしかいない」

今季無所属のアデバヨールが英紙で語る 「俺はプレミアリーグを愛している」

 かつてアーセナルで活躍し、現在は所属先なしながらガボンで開催中のアフリカネーションズカップにトーゴ代表の一員として参加しているFWエマニュエル・アデバヨールが、現在プレミアリーグ4位の古巣について「エジルとサンチェスだけ」と酷評している。英地元紙「ガーディアン」のインタビューで語っている。

 大型ストライカーは2006年にモナコからアーセナルへ移籍すると、ワールドクラスのストライカーへと変貌した。それまでは195センチの身長を生かした高さが武器だったが、アーセン・ベンゲル監督の薫陶を受けてポストプレーが上達し、フィニッシュ精度も向上。07-08シーズンには24ゴールを決めたが、09年夏にオイルマネーで潤うマンチェスター・シティに移籍した。そして古巣との一戦でゴールを決めると、アデバヨールはアーセナルサポーターの待つゴール裏に向かってダッシュし、跪きながら両手を広げる“裏切りのパフォーマンス”で一気に嫌われ者となった。

「俺はイングランドを愛している。プレミアリーグを愛している。どうにかして戻る道を見つけたい。トップレベルに戻りたい。間違いない。それができなければ、とにかくフットボールをして楽しみたい。どこからかオファーが来れば、行くことにするよ」

 プレミア復帰を熱望する一方で、「自分には悪評がある。なぜだか分からない」と、自らの嫌われぶりに理解できない様子だった。

 

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