メッシが“エア・インタビュー”の標的に 「内容が完全にフェイク」の声明発表で記事は削除

 

メッシの活動管理の団体が声明 「インタビューが一度も行われなかったことを確認」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、卓越したテクニックや圧倒的なドリブル突破力、シュート決定力で世界中の誰からも注目を集める存在となっているが、それゆえ英雑誌の“エア・インタビュー”の標的になったようだ。

 スペイン紙「スポルト」が報じるところによると、メッシの活動を管理する「レオ・メッシ・マネージメント(LMM)」が1枚の声明を発表したという。それはイギリスで健康などのテーマを扱ったフリーペーパー「コーチ・マガジン」がインタビューとして銘打った記事についてだった。同団体が発表した声明は非常に厳しいものだった。

「コーチ・マガジンがレオ・メッシのインタビューを明らかにした後を受けて、LMMは当該選手のコメントを引用したメディアへのインタビューが一度も行われなかったことを確認し、内容が完全に“フェイク”であることを明確にしたい。LMMはメッシについての間違った、または勝手に作り出したメディアに対して訴訟を起こす権利を持っている」

 これを受けて「コーチ・マガジン」は、電子版でも公開されていた該当記事を「このインタビューの正当性が疑問視されている。そのたえ調査の間はインタビューを削除した」と、記事の配信を停止している。

 「フェイク・ニュース」という言葉が世界的に流行するなか、メッシ側は“偽の情報”に対して毅然とした対応を見せている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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