ベスト4敗退も「なぜ笑っている?」「すぐに解雇して」 韓国のドイツ人監督に海外指摘

韓国のユルゲン・クリンスマン監督【写真:ロイター】
韓国のユルゲン・クリンスマン監督【写真:ロイター】

ベスト4敗退後のクリンスマン監督の表情に注目

 ユルゲン・クリンスマン監督の率いる韓国代表は現地時間2月6日、アジアカップ準決勝でヨルダン代表相手に0-2で敗れた。ベスト4敗退後の指揮官の表情には、母国メディアも疑問を呈している。

 64年ぶりのアジアカップタイトルを目指していた韓国は、グループリーグから苦戦。1勝2分と勝ちきれない試合展開もあったなかで、E組2位で決勝トーナメントへと進んだ。トーナメント1回戦ではサウジアラビア代表と延長にもつれる1-1の展開から、最後はPK戦で4-2の勝利を飾っている。

 準々決勝でオーストラリア代表を延長戦の末2-1で下し、6日に準決勝でヨルダンとグループリーグ以来の再戦となった。2-2とドローに終わった前回の試合展開と打って変わり、韓国が劣勢に立たされる。

 後半8分にFWヤザン・アル・ナイマットのゴールでヨルダンが先制すると、同21分にFWムサ・アル・ターマリの得点で韓国を突き放す。0-2で敗れた韓国は、ベスト4で姿を消すことになった。

 優勝を目標に掲げていた同国の敗戦を受け、母国メディアはクリンスマン監督の将来を不安視。ドイツメディアの反応を引用しつつ「監督への批判が高まるなか、クリンスマン監督の母国ドイツのメディアもクリンスマン監督の将来が不安定になると予想した」と報じている。

 そのなかで同メディアは敗戦後のクリンスマン監督の表情にも注目。「監督の笑顔が物議を醸す」と、敗退が決定した中で見せた謎の笑顔に疑問を呈していた。また米メディア「CBSスポーツ」は「AFCアジアカップで韓国が敗退した後のユルゲン・クリンスマンの反応とソン・フンミンの反応」と比較画像を公式インスタグラムで公開し、ファンからも「彼はなぜ笑っているの?」「すぐに解雇して」「彼は情熱がない」「彼は韓国人じゃないから」「最悪だ」といった厳しい指摘が寄せられていた。

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