日本は「まだ世界レベルの監督が出現するに至っていない」 中国著名記者がアジア杯の結果分析

中国記者が日本代表の敗因を分析【写真:ロイター】
中国記者が日本代表の敗因を分析【写真:ロイター】

マー・デーシン氏は指揮官の手腕に着目

 カタールで開催されているアジアカップで、優勝候補筆頭と目されていた日本代表は準々決勝でイラン代表に1-2で逆転負けを喫してベスト8敗退となった。1990年代から中国を中心にアジアサッカーを取材する中国の著名な記者、馬徳興(マー・デーシン)氏は、自身の中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」で日本の敗因を分析している。

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 まず、日本が今大会で敗れたイラン、イラク(グループリーグ第2戦/1-2)の両国の共通点を見つけ、「イランとイラクが日本の攻略法を見つけた。彼らのボール支配率は低かったが(イラクは日本戦27.5%、イランは42%)、ある程度日本にボールを持たせて、その代わりカウンターでスピードや強さを見せた。また、両国ともに国外組が多い(イラン、イラクともに12人ずつ)。また欧州出身選手が多く、フィジカル面で優位性があったことも、このような戦術を実現する一因だった」とした。

 そして、マー・デーシン氏は日本の弱点として、「最大の弱点は森保一監督だ。世界レベルの一流監督が率いていれば、日本はもうワールドカップ(W杯)8強を実現できていただろう。しかし、カタールW杯でドイツ、スペインに連勝したために彼が留任しているが、彼が引き続き監督を務めるなら、また苦しい結果になるかもしれない」と監督人事への見解も述べた。

 具体的には、「GK鈴木彩艶はアジアカップ5試合すべてで致命的ミスがあり、イラン戦の同点となった失点も彼のパスミスがつながったものだ。日本国内で鈴木に対する人種差別的批判があったこともあり、森保監督は敢えて彼を使い続けたかもしれないが。日本はまだ世界レベルの監督が出現するには至っていない。アジアカップで日本が優勝した過去4大会はすべて外国籍監督であったし、ここ半世紀、アジアカップ優勝チームはすべて外国人監督だった」と改めて監督交代の必要性を強調した。

 ただ、マー・デーシン氏は最後に、「もっとも我々は日本を批判する資格もない。日本が敗れたことで日本サッカーの進歩が止まることはない。アジア人として、同じ大会で2チームが日本を破ったことにアジアサッカーの進歩を感じる。また日本対イラン戦はとてもレベル高く、アジアサッカーの最高傑作だ」と、両国の高レベルな戦いを称えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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