ミラン、“本田の代役”スペイン代表FWと合意間近 ライバル加入で日本人10番の1月移籍が加速か

 

ミランが1月の移籍市場で唯一獲得を狙うのが…エバートンのFWデウロフェウ

 ACミランが日本代表FW本田圭佑の代役となるウインガーの獲得に大きく前進した。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 ミランはエバートンのスペイン代表FWジェラール・デウロフェウの獲得に動いていた。強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOは「我々はエバートンと交渉を続けているが、まだ合意には達していない。我々は自動買い取りオプション付きであろうが、買い取りオプションなしであろうが、構わないとエバートンは知っている。明日我々は交渉し、解決策を見出すだろう」と語っている。

 エバートンで今季出場機会を手にできていない技巧派ウインガーは、ミランが1月の移籍市場で唯一獲得を画策しているターゲットだという。ガリアーニ氏はイタリア国営放送「RAI」で「我々には多くのディフェンダーと中盤の選手、ストライカーがいる。特別に探しているのは両サイドのアタッカーだ。左右両方でプレーできる選手。つまりスソとボナベントゥーラに休息を与えることができるであろう選手だ」と明かしていた。

 ミランの右ウイングはスソが不動の存在。左ウイングはエムベイエ・ニアングに加え、ボランチと併用されているジャコモ・ボナベントゥーラが起用されることが多い。日本人10番・本田の現時点の立ち位置はウインガーの控えだが、本田ではスソとボナベントゥーラに休息を与えることができないと、ガリアーニ氏は暗に認める形となった。

 

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