イランのエース不在も…森保監督、強力アタッカー陣を警戒「破壊力のある選手がいる」

森保一監督がイランの攻撃陣を警戒【写真:ロイター】
森保一監督がイランの攻撃陣を警戒【写真:ロイター】

アジアカップ準々決勝でイランと対戦

 FIFAランク17位の日本代表は2月3日にアジアカップ準々決勝でイラン代表(同21位)と対戦する。イラン代表はポルトガル1部リーグで3年連続2桁得点を挙げているストライカーのFWメフディ・タレミがラウンド16のバーレーン戦で退場となったことで、日本戦は出場停止となる。

 ここまでグループリーグから4試合、無失点試合が1つもない森保ジャパンにとって、相手のエース不在は朗報となる。試合の前日会見でタレミ不在について問われた森保監督は、それでもイランへの警戒心を緩めなかった。

 ここまで4試合すべてで失点し、計6失点を喫していることについて、「我々も無失点の試合、クリーンシートに抑えて、勝利を掴み取りたいと思っていますが、なかなかできていない。そこは改善をしないといけないところはあると思います。また、クリーンシート(無失点)ができない理由として、相手の力があるということ。対戦相手との戦いのなかで、我々も得点して勝ちたい、相手も得点して勝ちたいなかで、色んな分析がなされるなかで失点がある。拮抗した戦いの中でこれはあり得ること」と、日本の守備の問題だけではなく、アジア全体のレベルが上がっていることを指摘した。

 そして、タレミの不在については、「イランの大きな戦力となっている彼が出場停止であることは把握していますが、彼がいなくてもアズムン選手をはじめ、破壊力のある良い選手がイランにはいるので、我々は最大限に集中力をもって、守備をしていかないといけないと思っています。特にタレミ選手がいないからという対策はありません。できれば無失点に抑えられるように、ピンチが少しでも減らせるように準備をしていきたいなと思います」と、タレミの存在の有無に関係なく、イランの攻撃に対応する必要があると強調した。

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