アウクスブルク宇佐美が2016年を総括 「良いと思えない一年で心から良かった」の真意とは…

「苦労する中でこんなに自分と向き合い…」

「うまくいかない。苦労する中でこんなに自分と向き合い自問自答を繰り返した一年は今までにありません。だから自分にとっては濃密な一年でした」

 2016年は思い通りに行かず、苦労するなかで自問自答を繰り返したと明かす宇佐美。その自問自答により、新たな発見や気づきもあったということなのだろう。「自分にとっては濃密な一年でした」としている。またこれまでの宇佐美がそうだったように、すべての経験を糧にして前に進む決意を固めている。

「ドイツに再挑戦しなければ経験できない事を経験できてると大袈裟なぐらいポジティブに捉えてます。笑」

 そう前向きに捉えている宇佐美は、「2016年の経験を2017年。今年に繋げていきます」と思いを新たにした。7日にスペイン合宿でオランダの強豪AZと練習試合を行い、2017年初ゴールを決めるなどコンディションは上々。シーズン後半戦初戦は21日のホーム戦で、奇しくも相手は12-13シーズンに所属したホッフェンハイム。古巣との一戦で主力定着へのきっかけをつかめるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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