板倉滉の状態は「ボルシアMGにとって重要トピック」 監督も言及「問題ないと聞いている」
セオアネ監督が板倉に関してコメント
カタールで開催されているアジアカップに出場している日本代表はグループDで2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。グループリーグ第3戦インドネシア戦(3-1)では、それまで2試合で先発していたDF板倉滉がベンチ外となっていた。板倉の所属するドイツ1部ボルシアMGの指揮を執るジェラルド・セオアネ監督がコメントした内容を、ドイツ地元メディア「Gladbach Live」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
グループリーグ第2戦でイラクに1-2と敗れた日本は、第3戦までグループリーグ突破を決められなかった。第3戦インドネシア戦で森保監督はスタメン8人を入れ替えたが、最終ラインは総入れ替えとなり、右からDF毎熊晟矢、DF町田浩樹、DF冨安健洋、DF中山雄太が並んだ。その一方で板倉は先発から外れただけではなく、メンバー外となりコンディションが心配されていた。
板倉は昨年10月のチュニジア戦後に足首の手術を受けており、その後は治療に専念。2024年1月1日に行われたタイ代表戦でもベンチ入りしたが、プレーする機会はなかった。タイ戦後にドイツに一度戻り、1月6日のゴー・アヘッド・イーグルスとの親善試合(3-2)に出場してから日本代表に再合流。今回のアジアカップではベトナム戦(4-2)とイラク戦に先発出場した。
記事では、日本がイラクに勝利して「日本代表が安堵の深い息を吐いたあと、グラッドバッハのファンは心配を始めた。大会2試合に先発出場後、板倉はインドネシア戦のメンバーにも入っていなかったからだ。板倉の状態にまつわる詳細は、ボルシアMGにとって常に重要なトピックだった」と、板倉のコンディションがドイツで心配されていたことを伝えている。
そして、板倉の欠場について問われたセオアネ監督は「彼は1日か、2日、体調を崩していたが、問題ないと聞いている。私たちは事前に彼を起用しないことを伝えられていた。だが、それは何か緊急的なものではない」と、板倉が負傷を再発させたり、新たな怪我を負ったわけではないと説明したという。
通算5度目のアジアカップ制覇に向けても、板倉の活躍は重要になってくるはず。1月31日に行われるベスト16バーレーン戦のピッチに立てるかどうかは、再びドイツでも注目されそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)