イラク戦を受け「彼らのパフォーマンスは良くなかった」

　森保一監督の率いる日本代表は1月24日、アジアカップ・グループリーグのD組・最終節でインドネシアとの対戦を控えている。1勝1敗で2位通過を狙う両チームの対戦を前に、海外メディアが「予選敗退目前の中国、日本サッカーを冷笑」と森保ジャパンの現状への反応を報じた。

　14日の初戦でベトナムを4-2で下した日本だったが、続く19日のイラク戦で1-2の敗戦。一方のインドネシアは初戦でイラクに1-3で敗れたが、続く第2節でベトナム相手に1-0で競り勝った。

　ともに1勝1敗で迎える一戦は、勝利したチームがD組2位通過となる。イラク戦で守備面への不安を残した日本に対し、中国の反応を韓国紙「スポーツ朝鮮」も伝えている。

　同紙によると、中国の大手スポーツメディア「新浪体育」は「19日の第2戦でイラクに1-2で敗れた日本。アジア最強と言われた彼らのパフォーマンスは良くなかった。悲劇の繰り返しだ。日本神話は終焉を迎えつつある」とイラク戦を評価。「スポーツ朝鮮」はフィジカルやGKの弱点を挙げた中国側の報道を引用し、「予選リーグ敗退の危機に瀕している中国が、日本サッカーを冷笑した」と両国の現状を踏まえつつ報じた。

　A組の中国はレバノン、タジキスタン相手にスコアレスドローで2戦を終えている。勝ち点2で暫定グループ2位につけているが、下位2チームとの勝ち点差は「1」。最終節は1位突破をすでに決めている開催国のカタールが相手と窮地に追い込まれている。

　日本も最終節で敗れた場合は、GL突破の可能性は他組の結果にも左右される苦しい状況に陥ってしまう。FIFAランキングはアジアトップの17位となり、優勝候補とも称された日本の苦戦は、各国でも話題となっているようだ。

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AFCアジアカップカタール2023
グループリーグ第3戦
日本代表 vs インドネシア代表
日時：1月24日（水）20時30分キックオフ
ゲスト：小野伸二
解説：槙野智章
現地リポート：佐藤寿人
実況：野村明弘
配信：DAZNにて独占ライブ配信
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