日本の黒星に「衝撃」 ”番狂せ”に海外騒然「2024年のアジア杯に波乱を巻き起こした」

日本はイラクに1-2で敗戦【写真:ロイター】
日本はイラクに1-2で敗戦【写真:ロイター】

日本はイラクに1-2で敗戦

 日本代表は現地時間1月19日、アジアカップのグループリーグ第2戦でイラク代表と対戦し、1-2で敗れた。海外メディアは「衝撃」「2024年のアジア杯に波乱を巻き起こした」と大々的に取り上げている。

 14日の初戦ベトナム戦で4-2と勝利した日本は、初戦インドネシア戦を3-1で勝利したイラク戦に臨んだなか、開始早々から思わぬ展開を迎える。前半5分、日本の右サイドを突破されると、クロスをGK鈴木彩艶が弾いたものの、こぼれ球が相手FWアイメン・フセインへの絶妙なパスとなってしまい、ヘディングで叩き込まれて先制点を許した。

 さらに前半アディショナルタイム、カウンターで再び右サイドを崩され、クロスから再びフセインが強烈なヘディング弾を突き刺した。日本は後半アディショナルタイムにMF遠藤航がコーナーキックからヘディング弾を決めて1点を返すも、試合は1-2で終了した。

 今大会初の番狂わせにポルトガル紙「BOLA」は「衝撃。イラクが日本を撃破し、アジア杯ベスト16に進出」と、日本を相手にしたイラクの大金星を大々的に取り上げている。

 また、スペインメディア「MIRA」は「ヘスス・カサスが2024年のアジア杯に波乱を巻き起こした。イラクが優勝候補の一角である日本を打ち破った」と見出しを打ち、「イラクのチームで歴史を築いた」と、イラクを率いるスペイン人指揮官の快挙を称えていた。

 日本にとっては痛恨の黒星となったが、グループ最終節のインドネシア戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出が決定する。

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