板倉滉は「今夏に掘り出し物となる」 ボルシアMGとの16~24億円の契約解除条項に独注目

ボルシアMGでプレーする板倉滉【写真:Getty Images】
ボルシアMGでプレーする板倉滉【写真:Getty Images】

リバプールとトッテナムが関心

 ドイツ1部ボルシアMGの日本代表DF板倉滉に対して、イングランド1部リバプールとトッテナムが関心を示している。板倉の契約には1000万ユーロから1500万ユーロ(約16億円から24億円)という契約解除条項が含まれていることが明らかにされており、英メディアは「今夏に掘り出し物となるのはほぼ間違いない」と報じている。

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 レポートによれば、トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督はスコットランド1部セルティックの監督時代(2021年夏から2023年夏まで)から板倉の獲得を求めて続けており、リバプールのユルゲン・クロップ監督も板倉に注目しているという。ドイツ衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、2026年まで残る板倉の契約には1000万ユーロから1500万ユーロの契約解除条項が含まれているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏も年明け直後には、板倉の視察のためにリバプールがスカウトを何度も派遣していると伝えていた。2019年にイングランド1部マンチェスター・シティに引き抜かれ、オランダ1部フローニンゲンとドイツ2部シャルケへの期限付き移籍経て、ボルシアMGで活躍する26歳のセンターバックはイングランドでホットな存在となっている様子だ。

 リバプール専門メディア「Anfield Watch」は、「特に注目すべきはこの条項だ。1000万ユーロから1500万ユーロ、つまり最低でわずか850万ポンドということを意味する」と板倉が比較的安価で獲得できる点に着目。「グラードバッハがどの順位で今季を終えるか、来季にヨーロッパ(カップ戦)でプレーできるかなどで(金額は)変動する。だが、いずれにしても、板倉は今夏に誰かにとっての掘り出しものになることはほぼ間違いない」と伝えている。

 マンチェスター・シティの一員としてプレーすることはなかった板倉はこの夏、2度目のイングランド移籍を実現させることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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