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「スコットランドのサッカーは死んでしまう」 セルティック&レンジャーズのプレミア参戦論に元英代表DFが否定的見解
元英代表表DFリチャーズ氏は2強が抜けたあとのスコットランドリーグを心配
スコットランド1部セルティックとレンジャーズのプレミアリーグ参戦は、長らくイングランドで話題になってきた。両クラブは以前からプレミアリーグに加わる希望を持っているとされる。現役時代にマンチェスター・シティなどで活躍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏は、「素晴らしいこと」としつつも、実現の可能性については否定的な考えを示した。
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スコットランドの2強であるセルティックとレンジャーズをプレミアリーグに加えるという案は、以前から話題になっていた。新たにプレミアリーグに昇格したクラブは、残留を目指すために1回の夏の移籍市場で、1億ポンド(約183億円)以上を費やすというデータも示されている。現在、セルティックやレンジャーズにはそれだけの資金はなく、両クラブには金銭面で大きなメリットが生まれそうだ。
リチャーズ氏は「素晴らしいことだ。2週間に1回、そこを訪ねることを想像しただけでワクワクするね」と、スコットランドの2強がプレミアリーグに参戦について切り出した。
「でも、それがスコットランドのサッカーにどんな影響を及ぼすかを考えてしまう。失礼かと思われるかもしれない。だが、セルティックとレンジャーズがスコットランドのリーグにもたらす資金だ。プレミアリーグは、より面白くなるかもしれない。だが、その後のスコットランドのサッカーは死んでしまうだろう」
リチャーズ氏は、2強が不在となるスコティッシュ・プレミアシップを考えた場合に難しいと予想した。
昨季の得点王とMVPを受賞した日本代表FW古橋亨梧をはじめ、日本代表FW前田大然、日本代表MF旗手怜央も所属するセルティックがプレミアリーグに参入すれば、日本でも大きな話題となりそうだが、やはり架空の話で終わるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)