サンダーランドのMFロドウェル、34試合目の2日リバプール戦も先発で2-2ドロー

　先発するとチームが勝てなくなる――。サンダーランドの元イングランド代表MFジャック・ロドウェルには、そんな不吉なジンクスが付きまとっている。25歳のセンターハーフは2日のリバプール戦の結果により、プレミアリーグで先発すると34戦連続未勝利という珍記録を更新した。英紙「テレグラフ」が報じている。

　エバートンで頭角を現し、12年にマンチェスター・シティ移籍を果たすなど将来を嘱望されたロドウェルだが、14年からプレーするサンダーランドでは先発出場したリーグ戦で勝ったことがないという。

　2日のリバプール戦で移籍後34試合目のスタメン出場を果たしたが、結果は2−2のドローで記録が継続。サンダーランドでのプレーは3年目を迎えたが、先発時の通算成績は16分18敗となった。歴代2位は元ダービー・カウンティ時代の元ジャマイカ代表DFダレン・ムーア氏の29試合で、ロドウェルはこれを5試合も上回っている。

　また、記事によればレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルも07年に加入したトットナムで、先発すると22試合（歴代3位）勝てないという時期を経験していたという。今や欧州王者の攻撃をけん引するレフティーもプレミアリーグでは辛酸をなめていた。