エース古橋亨梧が圧巻ミドル弾! セルティック、宿敵レンジャーズとの“伝統ダービー”勝利
ベルナルド、古橋の得点で2-1白星
スコットランド1部セルティックは現地時間12月30日、スコティッシュ・プレミアシップ第21節で宿敵レンジャーズとの一戦に臨み、2-1で勝利した。先発出場した日本代表FW古橋亨梧は今季8点目をマークする活躍を見せ、チームのリーグ3連勝に貢献している。
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現在首位のセルティックだが、消化試合が2試合少ない2位レンジャーズとは勝ち点5差。宿敵をホームに迎えた伝統の「オールド・ファーム」では、古橋、FW前田大然は揃ってスタメンを飾り、10月末にハムストリングを負傷したMF旗手怜央がおよそ2か月ぶりにベンチ入りを果たした。
試合は序盤からセルティックペースに。前半5分、後方からのロングボールに抜け出した古橋がゴール前まで迫り左足シュートで脅かせば、同10分にはFWルイス・パルマのクロスに対し中央へ走り込んだMFパウロ・ベルナルドが頭で合わせるも、シュートは右へ逸れてしまう。
それでもセルティックは前半25分、右コーナーキックから最後はベルナルドがボレーシュートを突き刺し先制点を奪取。その後、反撃に出たレンジャーズに何度か攻め込まれるシーンこそあったが、守備陣が粘りを見せて無失点に。前半は1-0とリードのままハーフタイムを迎えた。
迎えた後半2分、エース古橋の一撃が炸裂する。中央で味方からパスを受けたなかで左足を振り抜くと、鮮やかな弾道の一撃を突き刺し、リードを広げた。古橋はこれで今季リーグ8点目。第19節のリヴィングストン戦以来、2試合ぶりの得点となった。
これで試合の主導権はセルティックへ。後半26分には古橋のパスに抜け出した前田を倒した相手DFレオン・バログンにレッドカードが提示され、数的優位に。古橋、前田が同38分に揃って途中交代したあと、直接フリーキックから1点を返されたが、2-1で勝利。リーグ戦3連勝を飾った。