独紙が「ブンデスリーガ前半戦ベスト11」を選定 バイエルン最多3人、日本人所属クラブからも…

前線は破壊力抜群のトリオが完成

 中盤では、アーセナルからブレーメンに移籍してブレーク中のMFセルジュ・ニャブリ(21歳)、RBライプツィヒの心臓として絶大な存在感を示すMFナビ・ケイタ(21歳)、ドルトムントでレギュラーを確保したMFウスマン・デンベレ(19歳)が選抜され、11人中6人が23歳以下というフレッシュなメンバー構成となっている。

 3トップは得点ランキング上位の顔ぶれがそのまま揃い、16得点のドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤン、13得点のケルンFWアントニー・モデスト、12得点のバイエルンFWロベルト・レバンドフスキという破壊力抜群のトリオが完成した。

 ブンデスリーガでは多くの日本人選手がプレーするが、今回のベストイレブンへの選出はなかった。ドルトムントMF香川真司は熾烈な定位置争いで遅れを取り、マインツFW武藤嘉紀は怪我に泣いた。ようやく実戦復帰を果たしたシャルケDF内田篤人もリーグ戦への出場はまだ叶っていない。2度目のドイツ挑戦となったアウクスブルクFW宇佐美貴史はわずか5試合の出場にとどまっている。

 苦境の4選手に対し、ヘルタFW原口は開幕から先発フル出場を続けるなど不動のレギュラーに成長。ケルンFW大迫勇也も好調を維持して日本代表に復帰した。長谷部がリベロとして新境地を開拓し、ハンブルガーSVのDF酒井高徳は伝統あるクラブのキャプテンという大役を任されるなどポジティブな話題も多かった。日本人選手のさらなる活躍に期待が懸かる。

 

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