ACL決勝トーナメント対戦カード決定! 甲府対蔚山、川崎対山東、横浜FM対バンコク・ユナイテッドの顔合わせに

Jリーグから3クラブがアジアの頂点を目指す【写真:徳原隆元】
Jリーグから3クラブがアジアの頂点を目指す【写真:徳原隆元】

2023-24シーズンのACL決勝トーナメント組み合わせ抽選会が実施

 アジアのクラブチーム頂点を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が12月28日に行われ、日本勢では甲府が蔚山、川崎が山東、横浜FMがバンコク・ユナイテッドとの対戦となった。

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 今大会の日本勢は昨季リーグ優勝の横浜F・マリノスと2位の川崎フロンターレ、J2ながら天皇杯優勝のヴァンフォーレ甲府、決勝のみ今年の春に行われた前回大会を優勝した浦和レッズがプレーオフから出場。浦和も本戦に進み4チームがグループステージを戦ったなかで、横浜FM、川崎、甲府の3クラブが突破した。

 サウジアラビア勢を中心とした西地区と日本などの東地区はそれぞれ8チームずつのトーナメントを組み、同地区内で準決勝までを消化。決勝のみが東西対決となる。1回戦ではグループステージで同組だったクラブが対戦しないようにされるほか、今大会はこの段階でトーナメント表が完成して途中でさらなる抽選会は行われない。

 東地区では全北現代と浦項スティーラーズによる韓国勢対決が決まったことで、日本勢は全体的に幸運な組み分けになったと言えるかもしれない。混戦グループを勝ち上がった甲府は蔚山現代(韓国)、6試合で17得点をマークした川崎は山東泰山(中国)、3チームが勝ち点12で並んだ接戦を制した横浜FMはバンコク・ユナイテッド(タイ)との対戦が決まった。

 西地区ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスル、前回準優勝でブラジル代表FWネイマールが重傷で離脱してしまったアル・ヒラル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマや同MFエンゴロ・カンテを擁するアル・イテハドのサウジアラビア勢が注目される。

 ディフェンディングチャンピオンの浦和は敗退したが、日本勢としての2連覇を達成できるか。まずは3チームそろっての準々決勝進出が期待される。

<トーナメントの組み合わせは以下のとおり>

【東地区】
1回戦
【5】全北現代(韓国)ー浦項スティーラーズ(韓国)
【6】蔚山現代(韓国)ーヴァンフォーレ甲府(日本)
【7】山東泰山(中国)ー川崎フロンターレ(日本)
【8】バンコク・ユナイテッド(タイ)ー横浜F・マリノス(日本)

準々決勝
【5の勝者】ー【6の勝者】
【7の勝者】ー【8の勝者】

準決勝
【準々決勝の勝者が対戦】

【西地区】
1回戦
【1】FCナサフ(ウズベキスタン)ーアル・アイン(UAE)
【2】アル・ファイハ(サウジアラビア)ーアル・ナスル(サウジアラビア)
【3】セパハン(イラン)ーアル・ヒラル(サウジアラビア)
【4】ナフバホール(ウズベキスタン)ーアル・イテハド(サウジアラビア)

準々決勝
【1の勝者】ー【2の勝者】
【3の勝者】ー【4の勝者】

準決勝
【準々決勝の勝者が対戦】

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