古橋亨梧のゴール減少は「彼のせいではない」 同僚FW前田大然が見解「僕がスピードを提供することができれば…」

セルティックの古橋亨梧(左)と前田大然【写真:Getty Images】
セルティックの古橋亨梧(左)と前田大然【写真:Getty Images】

前田が11月以来のスタメン出場を果たした

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は現地時間12月23日のスコティッシュ・プレミアシップ第19節リビングストン戦(2-0)で11月以来のスタメン出場を果たした。FW古橋亨梧のゴールも生まれたこの試合後、前田は自身の持ち味が同胞FWを生かすヒントになると語っている。

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 セルティックは0-0で迎えた後半立ち上がりの1分、FWルイス・パルマのシュート性のクロスを古橋が押し込んで先制に成功した。ゴールからやや遠ざかっていた古橋はこれがリーグ戦6試合ぶりの得点で、今季通算7得点。さらに同6分にはセットプレーから追加点を奪い、2-0の勝利でリーグ戦の連敗を「2」でストップさせた。

 11月から負傷離脱していた前田は前節のハーツ戦に途中出場して戦線に復帰。先発出場は11月4日のロス・カウンティ戦(3-0)以来だった。英紙「デイリー・レコード」によれば、前田は試合後に久しぶりの得点を決めた古橋について言及していた。

「亨梧の最大の強みはセンターバック(CB)の死角を突くこと。彼の素早さとアジリティーが最も生かされるのはその時だ。でも今はクロスを相手のDFに簡単に対応されている。ウインガーがクロスを上げる時にDFに準備する時間を与えてしまっているんだ。それでは亨梧がチャンスを生かして得点を決めるのは難しい。でも、僕がプレーしてスピードを提供することができれば、僕がいないチームよりは素早くDFを倒すことができるはず。僕が彼にアシストをして、彼がもっと得点できるようにしたい」

 前田は「ゴールを決められないのは亨梧のせいではなくて、チームとして機能していないだけ」と同胞のエースを擁護した。自慢のスピードを生かしたチャンスメイクで古橋の復活をアシストしたいと意気込んでいた。

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