川崎MF脇坂泰斗、クロアチア移籍浮上 2億円超オファーで「すでに交渉中」と現地報道

川崎の脇坂泰斗【写真:徳原隆元】
川崎の脇坂泰斗【写真:徳原隆元】

クロアチア1部ディナモ・ザグレブが川崎主力MF獲得へ

 川崎フロンターレのMF脇坂泰斗が今冬、クロアチア1部ディナモ・ザグレブへの移籍が浮上した。現地メディアによると、選手側は欧州移籍を希望しており、150万ユーロ(約2億3000万円)での獲得に向け交渉中だという。

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 28歳の脇坂は、2018年に阪南大から川崎入り。プロ3年目以降は主力に定着し、攻守のキーマンとして2020年、21年のJ1リーグ連覇に貢献した。21年にはA代表デビューも果たし、直近3年連続でJリーグベストイレブンにも選出されている。

 クロアチアメディア「index」によると、ディナモ・ザグレブは今季公式戦で11ゴール10アシストをマークした28歳MFの能力を高く評価。脇坂にはアメリカや中東のクラブからも関心が寄せられているものの、本人は「ヨーロッパに来ることを望んでいる」という。

 川崎とは2025年1月までの契約があり、移籍金は150万ユーロに設定。記事では「ディナモは150万ユーロで彼を獲得するだろう。非常に興味を持っており、脇坂泰斗に関してはすでに川崎と交渉に入っている」と伝えられ、今後の進展次第では移籍成立の可能性もある。

 ディナモ・ザグレブには今年7月、北海道コンサドーレ札幌からMF金子拓郎がレンタル加入。新天地では徐々に存在感を高め、ここまでリーグ戦11試合に出場し、1得点5アシストと結果を残している。金子の活躍もあり、脇坂獲得にも白羽の矢が立った形となったなか、新たな欧州日本人プレイヤーの誕生となるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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