J1王者・神戸「来年はまた別のものになってくる」 “ベスト11”武藤嘉紀、来シーズン見解は?「地に足を付けて…」

神戸の武藤嘉紀【写真:井上智博】
神戸の武藤嘉紀【写真:井上智博】

9年ぶり2度目のベストイレブン

 ヴィッセル神戸に所属するFW武藤嘉紀は、12月5日に横浜アリーナで行われた「2023Jリーグアウォーズ」でルーキーイヤーの2014年以来、9年ぶり2度目のベストイレブンに選出された。

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 今シーズン神戸で34試合10ゴールを記録し、クラブのリーグ初優勝に貢献した武藤は「2014年当時はとにかく頑張ってサッカーをしていたら、結果が付いてきたっていう形で、あまりチームのためというよりも、とにかく活躍したい一心でやっていた思いがあります」と、9年前の受賞時を振り返り、「今になってみると、本当に今年1年は、全員がチームのために戦ったと思いますし、チームファーストで動いたからヴィッセル神戸の初優勝につながったんだなと思います」と、個人のことだけではなく、チームのことを考えたうえで受賞できたと語った。

 2024シーズンは、連覇を目指す王者としてJ1を戦うだけでなく、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場することとなる。武藤は「本当に素晴らしいシーズンを過ごしましたけど、来年はまた別のものになってくると思う。とにかく僕らがやってきたことをしっかりと再確認して、また地に足を付けてみんなで1つ1つやっていって、また来年も素晴らしい年にするように頑張っていきたいと思います」と、タイトルを獲得したシーズンをベースに、さらなる飛躍を目指すことを宣言した。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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