古橋亨梧も沈黙…セルティック、CLでGS敗退決定 欧州で勝ち抜くには?「補強戦略を変えることが唯一の方法」
ラツィオに0-2で完敗
スコットランド1部セルティックは現地時間11月28日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でイタリア1部ラツィオに0-2で敗れた。2012-13シーズン以来となる決勝トーナメント進出は叶わず、敗退が決定した。
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主力の負傷離脱が相次ぐセルティックでは日本代表FW古橋亨梧が先発出場。対するラツィオでは日本代表MF鎌田大地が後半39分から途中出場した。試合はラツィオのエースFWチーロ・インモービレが後半に2得点し、ホームチームが快勝を収める結果となった。
敗れたセルティックはグループステージ5試合で1分4敗の勝ち点1。1つの白星も挙げられないまま、最下位での敗退が確定した。チームを率いるブレンダン・ロジャーズ監督はクオリティーの差を痛感。試合後、英公共放送「BBC」のインタビューで次のように語った。
「クオリティーを高める必要がある。それは明らかな部分だ。競い合える試合もいくつかあったが、違いを生んだのは本物のクオリティーだ。今後の移籍ウインドーで解決していきたい」
今大会2得点していた古橋もラツィオ戦では沈黙。MF旗手怜央やFW前田大然、FWリエル・アバダなど主力選手の負傷もあってベストメンバーを組めなかった事情もあるとはいえ、CLで戦うにおいて選手層も含めたチームのクオリティー不足が露呈していた。
国内リーグでは圧倒的な強さで過去12シーズン中、11回優勝を果たしているセルティックだが、CLでは12-13シーズンにベスト16入りしたのを最後に、その後は予選敗退やグループステージ敗退が続いている。
「BBC」は「昨季は6試合で2ポイント。今季は5試合で1ポイント。セルティックがCLでの物語を変えるには何をすべきなのか?」としたうえで「おそらく補強戦略を変えることが欧州での試合後に同じような疑問を問われないようにする唯一の方法なのだろう」とチーム力のさらなる底上げが必要だと指摘していた。
今季も国内リーグでは14試合無敗(11勝3分)で首位を独走するセルティックだが、CLの高い壁に直面している。
(FOOTBALL ZONE編集部)