ドイツ代表の復活は遠い? 11月シリーズ2連敗に指揮官「我々は自信を失っている」主将MFも「失望」

11月シリーズ2連敗のドイツ代表【写真:ロイター】
11月シリーズ2連敗のドイツ代表【写真:ロイター】

カタールW杯以降の11試合で3勝2分6敗、23失点と低迷

 9月に監督交代に踏み切ったドイツ代表だが、不振からそう簡単に抜け出すことはできないようだ。現地時間11月21日に国際親善試合でオーストリア代表と対戦したが、0-2で敗北。19日のトルコ戦(2-3)に続き、この11月シリーズ2連敗となった。

 ドイツは昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)でグループステージ敗退。そして今年9月の親善試合で日本に1-4と敗れた後にハンジ・フリック前監督が解任となり、後任としてユリアン・ナーゲルスマン監督を招聘した。

 ナーゲルスマン監督の初陣となった10月のアメリカ戦では3-1の勝利を収めたが、続くメキシコ戦は2-2のドロー。MFカイ・ハフェルツの左サイドバック起用が注目を集めた先日のトルコ戦は2-3で敗れるなど、監督交代後も不安定な戦いが続いていた。

 オーストリア戦はFWレロイ・サネの退場によって、数的不利での戦いを強いられたなかで0-2と完封負け。ナーゲルスマン体制で初の連敗となった。

 指揮官は試合後、ドイツ放送局「ZDF」に対して「思うようなプレーができなかった。各ポジションでやらなければならない仕事が山ほどある。この状況を受け入れなければならない」とチーム状況について語った。さらにチームは自信を失っていることも認めている。

「トレーニングではとても上手く機能しているグループだが、それがピッチに反映されていない。過去数か月を見ていれば驚くことではないが、我々は自信を失っている」

 キャプテンのMFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)も失望を隠しきれないでいる。

「フラストレーションと失望がある。オーストリアにあまりに簡単にチャンスを作らせていた。守備陣だけの問題ではない。守備は前線から始まるんだ」

 ドイツはカタールW杯以降の11試合で3勝2分6敗、23失点と守備面の不安が顕著となっている。最後に無失点に抑えたのは今年3月のペルー戦(2-0)。ギュンドアンはチームとして守備の意識の改善が必要だと感じているようだ。

 予選を勝ち抜き、来年開催の欧州選手権への出場権を獲得しているドイツだが、ナーゲルスマン監督は来年6月の開幕までにチームを立て直すことができるのだろうか。

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