前半だけで3アシストを記録

　森保一監督率いる日本代表は11月21日、中立地サウジアラビア・ジッダ開催の北中米ワールドカップ（W杯）アジア2次予選でシリア代表と対戦し、5-0で勝利した。この試合でMF伊東純也が4ゴールを演出して勝利に貢献した。

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　伊東は11月16日のミャンマー戦（5-0）では出番なしに終わったなか、シリア戦に右ウイングでスタメン出場。前半32分、伊東は右サイドの高い位置でボールを受けるとサポートに寄ってきたMF久保建英にパス。久保はそのまま、中に切れ込んでミドルシュートを放ち、先制ゴールを決めた。

　その後も日本が主導権を握るなか、前半37分だった。左サイドを駆け上がったDF伊藤洋輝のクロスにファーサイドでゴール前に折り返すと、FW上田綺世が右足で合わせて追加点を奪取。直後の同40分には、久保から伊東とつながり、再び上田がゴールネットを揺らした。

　後半途中からは左サイドにポジションを移すと、後半37分には途中出場したFW細谷真大のゴールをアシストし、5ゴールのうち4アシストを記録した。

　SNS上では伊東の活躍が話題となり、「最大の功臣」「結果しか残さない男」「1試合で4アシスト…？」「ほんといいセンスしてる」「覚醒してる」「日本代表に欠かせない最高の選手すぎる」など、反響の声が上がっていた。

　定位置の右サイドだけでなく、左サイドでの攻撃からも結果を残した伊東。MF三笘薫やFW中村敬斗など、本職の左ウイングが不在のなか、伊東が攻撃面で存在感を発揮した一戦となった。