U-22日本代表デビューの福田師王、絶妙な抜け出し→初ゴールに反響 「26年W杯では上田とライバル」「大器かも」

代表初ゴールを決めた福田師王【写真:徳原隆元】
代表初ゴールを決めた福田師王【写真:徳原隆元】

後半41分から途中出場してダメ押しの5点目

 来年のパリ五輪出場を目指すU-22日本代表は、11月18日にIAIスタジアム日本平でU-22アルゼンチン代表と国際親善試合を行い、5-2で逆転勝利を飾った。初招集の19歳FW福田師王(ボルシアMG)は途中出場からダメ押しのチーム5点目を奪ったが、その動き出しに称賛の言葉が寄せられている。

 大岩剛監督率いるU-22日本代表は前半18分、MF松木玖生(FC東京)からの縦パスを受けたMF佐藤恵允(ブレーメンU-23)が中央へドリブルで持ち出すとニアサイドへ右足シュートを蹴り込んで1-0の先制ゴールを奪った。

 その4分後には同点に追いつかれ、後半開始早々には直接フリーキックを決められて1-2とビハインドを背負った日本。しかし、MF鈴木唯人(ブレンビーIF)の連続ゴールで再び勝ち越すと、同36分にはゴール正面からMF松村優太(鹿島アントラーズ)が左足で巻き込むようなシュートを突き刺し、4-2とリードを広げた。

 福田は4-2で迎えた後半41分、この日2ゴールの鈴木に代わって途中出場。するとその2分後、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)の縦パスに抜け出すとドリブルでペナルティーエリア内に進入し、左足で相手GKの股を抜くシュートを決めた。

 福田はこれがU-22代表デビュー戦で初ゴール。「ABEMA」でゴールシーンがマルチアングルの俯瞰カメラを含めて公開されると、ファンからは「2026年W杯では上田綺世とライバルだな」「オフ・ザ・ボールうますぎる」「本当に大器かもしれない」「これは巧みだ」などと感嘆の声が相次いでいた。

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