古橋亨梧が交錯→後頭部強打の瞬間を回顧「自分で歩いてピッチを出たこと何一つ覚えていません」 検査結果は「何もなく大丈夫」

アバディーン戦で負傷交代した古橋亨梧【写真:ロイター】
アバディーン戦で負傷交代した古橋亨梧【写真:ロイター】

自身のSNSで報告「サッカーの神様に守ってもらった」

 スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧は、現地時間11月12日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第13節アバディーン戦で今季リーグ戦6ゴール目を記録し、6-0の勝利に貢献。しかし、相手選手と交錯し負傷交代となり、日本代表も不参加となった。古橋は自身の公式SNSを更新。交錯した様子を振り返っている。

 古橋は昨季スコットランドリーグMVPと得点王(27得点)に輝くなどセルティックのエースに君臨。在籍3シーズン目の今季はここまで、リーグ戦13試合に出場し6得点。UEFAチャンピオンズリーグでもラツィオ戦、アトレティコ・マドリード戦でゴールを決め、結果を残している。

 古橋は、12日のアバディーン戦でもスタメン出場を果たすと、1-0とリードで迎えた前半16分に右サイドからのクロスを右足で流し込み今季6ゴール目を記録。6-0と大勝したチームに貢献している。

 そんななか、後半開始早々に負傷交代となった古橋が相手選手と交錯シーンが話題になっている。同4分、古橋は味方のクリアボールを競りに頭で向かうも、相手選手に後頭部を頭突きされた形となり、その場に倒れ込んだ。その後立ち上がるも大事を取り、韓国代表FWオ・ヒョンギュと交代を余儀なくされた。

 セルティック専門メディア「67 HAIL HAIL」は試合後のブレンダン・ロジャース監督の言葉を報道し、BBCラジオ・スコットランドで古橋の負傷状況に言及し、「日本に行くことはできない。彼は7日間ここに留まって回復する必要がある。(様子は)酷いものに見えた」と伝えた。古橋は13日に日本代表に不参加となったことが発表。その後、自身でも公式インスタグラムのストーリーズ(24時間で消える写真や動画)を更新し、当時の状況を振り返った。

「何分かわかりませんが記憶がないまま後で仲間が心配してくれたこと、自分で歩いてピッチを出たこと何一つ覚えてません。病院にて何もなく大丈夫と言ってもらいサッカーの神様に守ってもらったなと感じました。これからも感謝の気持ちを忘れることなく未来に向けて頑張ります」

 交錯後は歩いて引き揚げた古橋だったが記憶がなかったよう。検査を受け大事に至らなかったようで、十分に休養を取り回復に努めるつもりだ。

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