史上最高給のGK誕生へ マンUがデ・ヘアに5年68億円の新契約を提示

 

レアル・マドリードの牽制が狙い

 

 マンチェスター・ユナイテッドは、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアに対し、ゴールキーパー史上歴代最高額となる年俸を提示すると英大衆紙「ザ・サン」が報じている。

 今季、危機的な状況にあるマンU守備陣を支える最後の砦として好パフォーマンスを発揮しているスペイン代表GKに対し、新たに5年総額3640万ポンド(約68億円)という破格の契約を提示しているという。

 現在、同ポジションで最高額の年俸はマンチェスター・シティのジョー・ハートとレアル・マドリードのイケル・カシージャスとされており、週給12万ポンド(約225万円)。年俸にすると約620万ポンド(約11億円)となる。デ・ヘアが今回の契約に合意すると、年俸にして728万ポンド(約13億円)となり、大きく凌駕することとなる。

 この巨額契約の狙いは、レアル・マドリードが衰えの色を隠せないカシージャスの後任としてデ・ヘアの獲得に乗り出すシナリオを牽制することにあるという。現在、マンUの決定的なピンチをスーパーセーブで防ぎ切る、文字通り「守護神」としてMVP級の活躍をみせるデ・ヘアは、24歳にしてゴールキーパー界における世界最高所得者となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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