2027年6月末まで契約を延長

　イングランド1部ブライトンに所属するMF三笘薫は、移籍情報サイト「Transfermarkt」の推定市場価格のアップデートで5000万ユーロ（約78億円）に評価を高めた。同サイトでは「1900％増」と、改めて三笘の推定市場価格に注目している。

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　ブライトンは10月20日、三笘との契約更新を発表。2027年6月末までの新契約締結となった。今季はここまでリーグ戦9試合に出場し、3ゴール3アシストを記録している。

　三笘は今季も左サイドを主戦場に、得意のドリブル突破からチャンスメイク。10月21日に行われたプレミアリーグ第9節のマンチェスター・シティ戦では、FWアンス・ファティのゴールにつながるドリブルを披露するなど、随所で存在感を示した。

　試合後にシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は三笘を名指しで称賛。「三笘は並外れた選手」と、昨季3冠を達成した名将も絶賛のパフォーマンスだった。

　そして、移籍情報サイト「Transfermarkt」も三笘に注目し、「1900％増」として推定市場価格に改めて注目した。記事内では「昨年のブライトンでのデビュー以来、プレミアリーグで三笘よりも多くのドリブルを成功させた選手は4人しかいない」と、プレー面でのデータに触れ、「紛れもなく最も重要なスターの1人である」と称えた。

　三笘の推定市場価格は、欧州初挑戦となった2021年にわずか250万ユーロ（約3億9000万円）だったところから、最新のアップデートで5000万ユーロにまで到達。MF久保建英（レアル・ソシエダ）と並び、日本人最高額となっている。

　日本人最高額の三笘と久保は所属クラブの中心として活躍しており、5000万ユーロの評価がどこまで高まるのか注目だ。