森保ジャパンは「アジアカップの優勝街道を脅かす」 韓国が警戒モード「今年に入ってさらに強く…」
公式戦6連勝、計24ゴールの日本を警戒
10月の国際Aマッチウィークも終わり、森保ジャパンは11月に北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選、そして来年1月にはアジアカップに臨む。そのなかで、韓国メディアは「日本はアジアカップでも威力を発揮し、韓国の優勝街道を脅かす見通しだ」と日本を警戒している。
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日本は国内でのテストマッチとなった10月シリーズで2連勝。10月13日の初戦カナダ代表戦では、体調不良で招集辞退となったMF三笘薫(ブライトン)やこの試合で温存されたMF久保建英(レアル・ソシエダ)が不在となったなかでも、MF田中碧(デュッセルドルフ)の2ゴールなどで4-1と快勝した。
続くチュニジア代表戦でも序盤から勢いを見せつけたなか前半43分、MF旗手怜央(セルティック)のラストパスが相手に当たって流れたボールをFW古橋亨梧(セルティック)が冷静に沈めて先制。後半24分には、久保が緩急をつけたドリブルで縦に突破し、マイナスのクロスを送ったところにMF伊東純也(スタッド・ランス)が加点し、2-0の勝利を飾った。
日本は6月シリーズ初戦のエルサルバドル代表戦(6-0)から国際Aマッチで怒涛の6連勝をマーク。内容面で相手との差を見せつけたのはもちろん、エルサルバドル戦以降はペルー(4-1)、ドイツ(4-1)、トルコ(4-2)、カナダ(4-1)、そしてチュニジアと戦い、6試合で計24ゴールを叩き出した圧倒的な攻撃力で世界に衝撃を与えた。
対する韓国代表は、ホーム開催となった10月シリーズンにイングランド1部トッテナム所属のFWソン・フンミンやドイツ1部バイエルン・ミュンヘン所属のDFキム・ミンジェ、アジア競技大会にも出場したフランス1部パリ・サンジェルマン所属のMFイ・ガンインら、欧州組を含めたフルメンバーを招集。13日のチュニジア戦でイ・ガンインの2ゴールなどで4-0と快勝すると、続く17日のベトナム戦でも6-0と大勝して10月シリーズ2連勝を飾った。
そのなかで、韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」は「韓国は来年1月のアジアカップで64年ぶりの優勝を狙う。ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインら欧州で活躍する主役を中心に選手が融合した今大会は優勝トロフィーを取り戻す絶好の機会だ」と、母国代表のアジアカップ優勝に期待を寄せつつ、ライバル国にも目を向けている。
「問題はライバルの日本の勢いがすさまじい点だ。森保監督率いる日本代表は、カタールW杯で見せた力を維持している。欧州組が大半を占める日本代表は、今年に入ってさらに強くなっている。3月にコロンビアに1-2で敗れてから6連勝を飾った。久保建英、伊東純也、遠藤航、冨安健洋らを中心とした速いサッカーは、アジアカップでも威力を発揮し、韓国の優勝街道を脅かす見通しだ。イランとオーストラリアも力をさらに上げている」
韓国も好調の森保ジャパンをかなり警戒しているようだ。