リバプール遠藤航はエバートン戦で先発か 南米勢に懸念…「最善のオプション議論」と英報道

リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】
リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】

21日にエバートン戦を迎える

 イングランド1部リバプールは10月21日にプレミアリーグ第9節でエバートンと本拠地で対戦する。今季最初のマージーサイド・ダービーを迎えるなか、代表戦の影響がリバプールのメンバー選考に大きな影響を与えることになりそうだ。英メディア「Anfield Watch」は日本代表MF遠藤航が先発候補になるとした一方で、「攻撃陣のジレンマに直面する」と報じた。

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 代表活動による中断期間を経て2週間ぶりに再開するリーグ戦で現在4位につけるリバプールはホームに16位のエバートンを迎える。

 リバプールは多くの代表選手を抱えるなかで、特にワールドカップ(W杯)予選を戦った南米組は試合の間隔が短く、長距離移動直後のゲームとなるだけに、先発での起用は難しいと予想される。中でもアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、コロンビア代表FWルイス・ディアス、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのレギュラークラス3人は現地時間17日の試合に先発出場して90分プレーしている。

 同じような状況だった9月の代表ウィーク明けの試合では、ユルゲン・クロップ監督は代表帰り直後のマック・アリスターを強行的に先発させたが、低調なパフォーマンスに終わり、前半のみで交代となっていた。

「Anfield Watch」は「若いベン・ドークもU-21スコットランド代表で負傷した。これによりリバプールのトップチームのフォワードで疑問符がつかないのはディオゴ・ジョッタとモハメド・サラーだけだ。ファンは金曜日の前日会見でクロップからの最新情報を待ち望んでいる」と前線の選択肢が限られる苦しい状況を指摘した。

 そして、マック・アリスターの起用が不透明なMFについては「中盤の底の最善のオプションについての議論はまだ続いているが、おそらく遠藤航が珍しく先発の候補に挙がるだろう」と日本代表MF遠藤のスタメン起用が予想されていた。

 遠藤はここまでリーグ戦5試合に出場しているが、そのうち先発は1試合のみ。過密日程のなかで指揮官にアピールするチャンスが与えられることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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