日本の「森保一監督が“名将”の域に…」 カナダ粉砕の実力に中国驚き「これでも最強スタメンではない」

選手層の厚さに中国熱視線【写真:徳原隆元】
選手層の厚さに中国熱視線【写真:徳原隆元】

カナダを4-1で撃破、選手層の厚さに中国熱視線

 森保一監督率いる日本代表は10月13日に国際親善試合のカナダ代表戦に臨み、4-1と快勝。体調不良で招集辞退となったMF三笘薫(ブライトン)や温存されたMF久保建英(レアル・ソシエダ)が不在となったなかでも、4試合連続となる4得点での快勝劇を飾ったその実力に、中国メディアは驚きの声をあげている。

 カナダとの一戦で日本は前半2分にMF田中碧が先制ゴールを奪うと、同40分に相手のオウンゴールで追加点を奪い、同42分にはMF中村敬斗の一撃で前半は3-0と圧倒。後半に入ってもペースを握り、同4分にはMF伊東純也のパスから田中が決めてリードを4点に。相手の反撃を終盤の1失点にとどめ、4得点での快勝劇となった。

 これで日本は6月のペルー戦(4-1)、9月欧州遠征のドイツ戦(4-1)、トルコ戦(4-2)に続き、4戦連続4ゴールと好調ぶりが際立ち、6月シリーズのエルサルバドル戦(6-0)を含めれば5試合で22得点と、圧倒的な得点力を顕示。カナダ戦では三笘や久保ら主力級のタレントが不在だっただけに、選手層の厚さが際立つ勝利となった。

 森保ジャパンの圧倒的な強さには、中国メディア「sohu」も驚きを持って注目。「4-1! 日本のサッカーは世界トップクラスであることに異論はない 北米の巨人を破ったことがその証拠だ」と見出しを打ち、カナダ戦を戦ったメンバーの顔触れに触れながら「これでも日本最強のスタメンというわけではない」と、豊富なタレントを擁する選手層の厚さに脱帽している。

 また別の記事では、「森保一監督が“名将”の域に達した理由、そこで最も重要なのは勇気だ」と、世論の声に振り回されない、信念に基づいたなかでの選手起用を称賛。「森保監督の強硬策に比べて、我が国のサッカー環境であれば、新人を使い、ベテランを切り捨てるのは難しい。これが中国サッカーと日本サッカーの差がどんどん開く原因の1つだ」と見解を伝えていた。

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