PK献上もGK大迫敬介が見事なPKストップを披露

　日本代表は10月13日に国際親善試合カナダ戦に臨み、開始2分にMF田中碧のゴールで先制。その後相手にPKを献上したなか、GK大迫敬介が見事なPKストップを披露し、SNSでは「大迫半端（ないって！）」がトレンド入りするなど称賛の声であふれた。

　前半2分に混戦からDF毎熊晟矢がクロスを上げると、こぼれ球を拾ったMF田中碧がミドルシュートを決めて幸先良く先制。しかし前半19分、バイエルン・ミュンヘン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが左サイドからペナルティーエリア内にドリブルで突進し、守護神の大迫が対応したが、ボールを突いた後にデイビスの足に大迫の手が接触した。

　当初はノーファウルの判定だったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の進言でオンフィールドレビューが行われ、最終的にPK判定に変更。これをFWジョナサン・デービッドが狙ったものの、大迫が正面を狙ったキックに足を残してファインセーブを見せた。

　大迫のビッグセーブにファンが熱狂し、公式X（旧ツイッター）では「大迫半端ないって！」のコメントが殺到。かつて鹿児島城西高校時代のFW大迫勇也が高校サッカー選手権で圧倒的なパフォーマンスを披露し、相手DFが「大迫半端ないって！」のセリフを発して話題を呼んだ。今回は大迫違いながら、守護神・大迫の圧巻セーブに反響が広がっていた。